Skip to main content
Aigis News
2011-06-28

Ninjaへの音声入力

昨日、ソニーのSR12というカメラにNinjaを付けてみたことで、今日は本格的に音声ケーブルの取り回しを考えてみた。

前回はケーブルの関係で、ワイヤレスマイク1波がカメラに入り、もう1波はNinjaのアナログ入力という方法しかとれなかった。

それは民生カメラも、Ninjaも音声入力がステレオミニピン(3.5mm)なので、業務用のカメラのように1chと2chの別々の穴があるわけではなく、ワイヤレス2波を、L+Rにまとめないと一つの穴で面倒みてくれない。

上の写真は、ワイヤレス2波をL+RにしてNinjaに入れている様子。

今回のケーブルの取り回しのポイントは、「ミニピン-RCA変換」!

【カモン(COMON)製】3.5mmモノラル(メス)→RCA(オス)変換コネクタ 【35M-R】というやつをゲット!!

じつは探したが簡単には見つからず、楽天で発見。

受信機側のミニピンを、RCAに変換して、RCAメス-ステレオミニピンオスのケーブルを使いカメラかNinjaに入れれば、L+Rで録音できる。だって手持ちのケーブルに「RCAメス-ステレオミニピンオス」があると思い込んでいたんだよなあ….でもそれはミニミニピン(2.5mm)だった…….

そのため上の写真では、RCAのオス-メス変換をつかってつなげてます。…..今日アマゾンでケーブル買いました。

このケーブルの取り回しで、Ninjaのアナログ音声入力にワイヤレス2波を入れ、カメラからのHDMI音声(内蔵カメラマイク2ch)と併せて4chで入力。

しかし、問題を発見。….アナログ入力はレベルが低いぞ。

Ninja側でMAXまで調整したが、やはり低く、これは編集で上げると、ノイズも大きくなる。

そこで、ケーブルをSR12の外部マイク端子に入れて、HDMI入力してみたら、こちらは適正レベルになる。

ということは、Ninjaのアナログ入力を使うには、フィールドミキサーが必要ということか…..。いつものプロテックのハイパーリミッター経由で、Ninjaのアナログ音声入力に入れたら、適正レベルで入った。

じつはGH2は、そもそもこういう使い方をしているので、考えたことがなかった。

だが、機材をできるだけ減らして、簡単にやりたいというのがSR12を使う目的なので、リミッターを持って行くとか、音声スタッフが必要なんて考えると、すでにSR12で撮影する意味すらない。

そこで、ワイヤレス2波を使う場合は、カメラ側へ入力し、HDMI経由でL+Rの音声をNinjaに収録するしかない。

まあ、こうすれば4chは使えないが、カメラ側にも正しい音声が録音でき、Ninja側にも、カメラと同じ音声と映像が入っているわけだから、カメラがバックアップとして活きると思う。

で、今回AZDENとオーディオテクニカのマイクを比較してみた。じつは自分でも驚いたが音質がまったく違い、オーディオテクニカの方がよかった。写真のマイクはオーディオテクニカのもので、近所の家電量販店で見つけたもの。(一緒に写っているのは、ボールペン。大きさ比較の目安です。)

AT9904というマイクで、アマゾンで3000円程度。なにも考えずに買っちゃったから、マイクは小さくて良いが、ステイがでかくて(ICレコーダーでの使用を考え、机においても使えるマイクスタンドになっている)ピンマイクとしてはちょっと……。

オーディオテクニカには、もう一つ愛用マイクがあり、それがこのバウンダリーマイクAT9921。単一指向性と全指向性が切り替えられる。これは畳に正座して話す式典の撮影のために導入したものだが、なかなかの優れもの!

今回のテストで、Ninjaと民生カメラとの音の相性もわかり、ますますNinjaが使える機材になったと思う。

でもピンマイクはちょっと悩むなあ〜。ミニピンでいいマイクって、いったいどれなんだ?