地デジ移行にともない、メインのテレビ、レコーダーはすでに買い換えたのだが、今日、キッチンでモニターとなっていたソニーのテレビが、ついに外されることになった。
SONY KV-11AD2。1993年、それはテレビがまだ熱かった時代。この11インチのテレビは、ステレオ音声対応なのだ。もちろん、ヘッドフォン端子付き。そして車載を意識したAC/DCの2電源対応。
SONYは「Side Story」という小型テレビシリーズを展開し、ベッドサイドや車などの用途を考えていたが、一部の「お金のない」業務ユーザーは、これをロケモニとして使っていた。
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まあ、私のことですけど…..
このテレビの凄いところは、AV出力がある!!これはまさにAV機器なのだ。このサイズでステレオ音声入出力を備えるなんて、本当にすばらしかった。ちなみに当時75,000円。
そんな偉大なテレビが、キッチンの脇で今でも活躍していたのだが、ここも22インチくらいのテレビに変えようと考えていた。今日たまたま、16インチのテレビをみかけ、aiaiがシンクの所のテレビは、大きくない方が都合がいいと思ったそうだ。で、インターネットライブ中継で使うスイッチャーのモニターに、7インチワンセグテレビを使っていたので、それをキッチン用に使うことにしてみた。ということは、別にネットライブ用のモニターが必要になるのだが。
初めてテレビとして使ってみたが、かなり画質に問題がある…..。そしてBDレコーダーの録画を見るために、レコーダーからのコンポジットアウトを入れる事にした。最近買ったばかりのBDレコーダーで、3D対応、BDXL対応、でもS映像端子なし。これも時代か。
ここで、なぜかS映像とコンポジットに対応した4入力2出力のスイッチャーが登場。このHDの時代に、なぜにテレビのためにこれが必要かと言うと…..
我が家の最後のアナログモニター機器となるプロジェクターへ、BDのアナログアウトを回すためなのだ!!
音声はサラウンドシステムに、このスイッチャーから入力されている。
このプロジェクターは、aiaiのセラピールームで足裏マッサージをしている時に、BGVとしても使うものなのだ。もちろん映画もテレビも見る。ハイビジョン時代になって、16:9の画角が天井側にあるプロジェクターと、家の中の障害物の影響を受けず、いい感じで投影できる。またコンポジットを入力しているのだが、アナログ時代よりも画質が良く感じる。
ただ、大型テレビの高精細画像に見慣れているため、「単にでかいだけでエッジは眠い」という印象になってしまう。
昔はでかいだけで幸せだったのになあ。
でも、HDのプロジェクターを買う予定はない。