泥の木って知っています??
……..
私はまったく知らなかった。
どうやら「材が柔らかく、泥のようだから」、というのが名の由来らしい。
これが泥の木。綿のようなモノが見えるが、これが種子で、ふわふわ空を舞っていくのだ。
その姿がなんとも幻想的で、何とかビデオに収めたい、というのがロケの目的。
今回は機材を少なめにする必要があり、素のGH2とNinja、ロケモニと三脚くらいの装備。しかし、この撮影には望遠レンズが必要だったと気がついたのは、すでに撮影が始まってからだった。
HDMI分配器で、Ninjaとモニターに分けているが、それを固定させる手段を考える間がなかったため、パーマセルで貼り貼り。そして、逆光の中では、ハレ切りも必須だった。いつものGH2では、セットになっているので、分解すると忘れ物が多いということが分かった…..まあちょっと遅かったですけど。
もう秋になったと思っていた事と、高地だからと油断していたが、激暑い日だった。実はスキンヘッドの弱点は「直射日光」。もうなんにもできなくなります。
これが種子が飛ぶ瞬間。同行してくれていたDのM氏撮影。サブのCX170に、ワイコン付けたままのズーム撮影で、色収差が起こっているけど、それが逆に幻想的…..。まあこれはこれですばらしいということで。
撮影では種子だらけにになりながらも、この季節にしか見られない幻想的な山の表情を楽しみました。
もしかしたら、「泥の木」の生息地に住んでいる人は、身近過ぎて気がつかないかもしれませんが、それは見方に寄っては、非常に価値あるものです!
まさに驚き、泥の木!
まあ生活者にとっては、種子はやっかいだと思いますけど……