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Aigis News
2010-04-30

Z bufferを合成

まだまだ始めたばかりのVue。今回の目的は奥行き感(空気感)の演出。

Z bufferはレンダリング時にカラーと同時に書き出しが可能なようなので、今回はZ bufferと合成してみることに。(これは98フレーム目)

…….合成してみたけど、デフォルトの大気では、Z bufferによって空気感がかわる印象が薄い。

そこで、大気のパラメーターも触ってみた。するとどうでしょう〜!この画像はZ bufferは合成されていないんだけど、かなりいい感じ!!

そして、大気パラメーターを変更し、Z bufferと合成したのが、下のムービー。

これです。(クリックしてください)

今回は、元映像を.bmpの連番で制作。(864X486・正方形ピクセル)それをAEでH.264圧縮としてYouTubeにアップ。レンダリング時間は約5時間。

現在の映像で感じることは、やはり元画像は.psdとかで作った方がいいかも。(ちなみに、.psdだと空にアルファチャンネルがのっかる)特に画質に問題を感じるのは、手前の樹木と奥の平原との境目。(YouTbueでは精査できないけど、元画像を見ても、そんなによくない。)

上の写真は、.psdで、連番の.bmpとは解像感が違う。

もしかしたら、大きく距離感が変わる部分では、別レーヤーとしてそれぞれレンダリングし、それを合成ソフトに渡した方がいいのかも?

と思うけど、これは「ブロードキャスト」品質で8bitのレンダリング。もっと画質は向上できる、しかし最終がHDだと考えると、画質と時間からの最適解を求める必要もある。いつも最高画質で16bitレンダリングしたいけど….。

それから、輪っかは前回のものはきれい過ぎて、岩の質感が出ていないので、Mayaで作ったものをDXF書き出し、Vueにインポート。

今後は地道にVueのマニュアルにあるチュートリアルをこなしていく予定。