前回のブログで、録画のために使えないか?と考え購入したI-O data製「TVC-XGA2」。
D-Subを映像信号に変換してくれる「ダウンスキャンコンバーター」。
残念ながら、変換映像を録画するには十分な品質ではないと分かったが、Wirecastの「外部モニター出力」をスタジオ内で使うことで、番組の進行には大いに役立つと分かった。
TVC-XGA2は、専用のケーブルが附属していて、本体からそのケーブルにまず接続しないと、動作しない。
そのため、すでに手元にあるモニターケーブルで延長するためには、写真の変換アダプターが必要になる。
正直、もうD-SUBは過去の規格で、G FactoryにもDVI-Dのものしかない。昔はこの手のアダプターが勝手に編集室にころがっていたものだが、わざわざ今日買ってきた。
ちなみに、名古屋市名東区へ引っ越してから、PC関連のものが手に入りにくい。名古屋は「大須」という場所が電脳街で、必要なものはほぼある。しかし、名東区からは日進市のエイデンに行くのだが、ここは「必要なものだけない」。で、近くのケーズデンキに行くと、なんとD-SUBの変換アダプターがあった!!
名東区は生活するにのは素敵な場所だが、映像クリエーターには辺境の地だなあ。そんな中、ケーズデンキの魅力が倍増。
そして、MacからのRGBをTVC-XGA2により、映像信号へ変換!ロケ用の7インチモニター(data video製)がMacのセカンドモニターとして起動!!
Wirecastの外部モニター出力として使用したところ。これにより、Wirecast内でのカメラ映像から仕込みのムービーへの切り替えなど、スタジオ内で出演者がアリルタイムで見ることができる。
で、それならPCモニターがあれば、わざわざ映像信号に変換して見せる必要はない、ということになる。じつはその通りで、スタジオでの運用なら特に映像信号である必要はまったくない。
では、なぜTVC-XGA2なのか!
それは、すでに「手持ちの機材で卓上でモニターできるもの」がdata videoの7インチロケモニであったため、新たに7インチ程度のPCモニターを買い足すより、コストが安くすむからと、モニターへの接続がBNCで、ケーブルに困らないというのも大きな理由。
Ustでのライブ配信は、一定の場所だけからとは限らないため、行き先で臨機応変に対応できる準備が必要だと思う。モニターによっては長いUSBの準備、HDMIは5mだし、PCモニターのケーブルで10mになるとそうとうかさばる。
そう考えると、BNCでセカンドモニターが接続できるものを準備しておくのは、良い選択肢だと思う。
まずはこれでスタジオからお送りする番組、「東海ウォーカー」さんの「USTREAM WALKER」への準備はできた。
後は音のことが問題なので、これから検証していきたい。