中国製品、というとまだまだ粗悪品というイメージがある。
かつてのMade in Japanがそうだったように。しかし今日、空撮用ドローンのDJIをはじめ、
中国企業の製品は確実に良くなっている。
照明がLEDの時代になって、熱くなるハロゲンにおさらばすべく、
まず「ヨンヌオ(YONGNUO)のYN160」(LED160球)を買った。
これがすばらしすぎて、すぐに6灯にしたが、「YN600LED」という600球のものが後に出て、それを2灯にし、160球を補助灯にした。
このYN600LEDは、ACアダプターがついて15,000円程度と安く、明るく、とてもすばらしい製品だった。
しかし、冷却用にファンがついていて、これがうるさい。
モーターの回転音が甲高く、インタビュー撮影では編集時にノイズ処理が必要があり、静かな照明がいいに決まっている、
というかファン付き照明って、なかなかないぞ。
(どちらの照明も、SONY NP-F970で稼働するので、サイズ比較にバッテリーを置いてあります)
そこで、色々とスタジオ照明をネットで探して、これだ!!と思ったのがNanGuang製CN-1200SA。
これは同等製品で金属製のものがあり、その廉価版のプラスチック製。
ストアポリゴンズで約6万。
まあ1灯6万だから、2灯以上は買えない……
プラスチック製とはいえ、なかなかしっかりした作りで、文句なし!!
専用のソフトケース、ACアダプター、ディフューザー、色温度調整のフィルター付き。
YN600と比較すると、その大きさがわかる。といっても、普通スタジオライトって、このサイズなんだと思いますが、
いままでは車が小さかったから乗らなかったんです。
今回、金額の他にCN-1200SAを選んだポイントは、首の稼働の方法。
スタンドとの接点で照明をティルトさせるものがよくあると思いますが、これはスタンドとの接点は固定で、
照明を支える枠でティルトさせるもの。
YN600用で選んだ照明のスタンドなので、より重たい照明を根元だけで動作させるのが不安だったため、
この稼働方法が安心。
実際には、もうちょっとやる気のあるスタンドの方がいいなあ。
そんなすばらしいNanGuang CN-1200SAですが、ACアダプターに問題が….
照明に刺さるケーブルが短く、ACアダプターが宙ぶらりん。
そこでACアダプターを亀甲縛りに、いや、ひっかけられるように紐付きに。
調光ダイヤル付き。リモコンはオプション。
またSONYのVマウントバッテリー対応。
Vマウントバッテリーは、専用チャージャー付属のものがあります。
お値段36,800円。
NanGuang CN-1200SA、実戦投入はこれからですが、
なかなか頼もしいやつです。