あーそれってファンサービスかなあ〜とか、
そんな事の連続でした。
以下、一部ネタバレになるので、多くは語りませんが、
ネタバレが困る方はスルーして下さい。
小学6年生でEp,4を見た私も、今や49歳。
人生いろいろあったな〜と言っても良いと思えます。
が!
ハンソロ船長は相変わらず密輸業者で、借金取に追われてます。
過去の自分から何も学んでいないんですよ。
もう年齢考えて行動して下さい。
そして、旧帝国軍の「惑星破壊巨砲主義」は健在で、
すでにEp,4で弱点を突かれてやられちゃったデススターと、
基本的に同様な設計思想の巨大砲に頼る基地を持ってます。
ああ、こっちも過去の自分から何も学んでいないんですね。
なんでそうなっちゃんだろう…..
映画におけるリアリティって、いったいなんだんだ!
決してくだらない映画ではなかったですが、最初にドロイドに秘密を託す所から、
あらゆる部分がまるでEp,4のままでした。
レイア姫も、まだ一線で指揮を取ってるとか、
どうも自分の年齢から感じる部分だと思いますが、
それにしても誰もおかわりなく……
これは小学生だった自分が、49歳にして続編を見るという、
「人生がSWと寄り添ってきた」からこそ、自分の人生に重ねて、
見るからの感想かもしれません。
そういう部分は、旧作SWファンに寄り添っているかもしれませんが、
ハンソロ船長が「最高にカッコいい」というより、
私には「痛々しい」様に感じました。
そりゃ、コタツでお茶してるハンソロは想像出来ないかもしれませんが、
年齢相応なカッコいい「おじいさん像」はあったと思います。
これは自分の中の過去の英雄が、「まだそんなことしてるの」
というガッカリ感。
自分が大人だと思った人が、再会したら成長してなかった。
そんな映画でした。
映画が終わった後も、感想を聞かれるチューバッカさん。
そしてクリスさんの事務所について、メイクを落とす間にaiaiがチューバッカ化。
やはりもう一度みたいな。
Ep,1を見たファンは、納得できなくて何度も見た、という話を聞きました。(映画「The People VS George Lucas」)
ま、そういうわけじゃないけど、2度目は期待が薄まっているから。