前回のPhantom3のテストで、HDMIモニターをSONYバッテリー(NP-F970)で稼働する「ロケ用モニター」から、Phantom2用のプロポに付けていたFPV用モニターへ変更してみようと思った。
下の写真がプロポに取り付けてある「Grand Station HD Monitor」7インチ・型番不明。
Grand Station HD Monitorと電源ユニットをプロポから取り外し、3脚固定用に。
Grand Station HD Monitorの電源ユニットは上面に1/4ネジ(三脚用)が付属していて、
バッテリーの上に、モニターを固定できる優れもの。
ところが!!
バッテリー下面のねじ穴は、1/4ネジより小さい径のもの!!
これでは三脚にバッテリー付きでモニターを固定できない。
さらに、Grand Station HD Monitorは、三脚のネジ穴が浅くて、くるくる…回って固定できない。
どうも映像機器を作ってないメーカーが三脚ネジを付けると、浅くする傾向があると思うのは
私だけだろうか?
ZoomのH4n(ICレコーダー)を買った時も、スペーサーを自作しないと三脚には固定できなかった。
そこでGrand Station HD Monitorのネジ穴にワッシャーを1枚かませて、スペーサーとした。
3脚へのマウントは上の写真のとおり。
Phantom3のHDMIを分配して、画質チェック。
どちらも7インチモニター。
ハンファジャパン/HM-TLB7AD vs メーカー不明・型番不明 Grand Station HD Monitor(FPV)。
なるほど〜。
違いは「どこまでモニターを明るくできるか」。
写真の状態で、ハンファではBrightness : 100%なのに対し、 Grand Station HD Monitorは50%。
まだまだ明るくできるということは、炎天下で見やすいと言える。
(黒浮き・白飛びなどの調整範囲で、という意味)
一方、ハンファは「しっとり」とした色づくりができる。
Grand Station HD Monitorでも追い込めば色、コントラストなども良くなるかも
しれないが、やはり目的は「屋外でよく見える」ということ。
編集機からカラーバーを出してみたが、さすがに50%のBrightnessでも、
いっちゃってる。
しかし、目視だけど良い色してます。(写真は参考になりません)
以上の結果から、メーカー不明・型番不明のGrand Station HD Monitorが、
やはりPhantom3のHDMIモニターに良く、ハンファジャパンのHM-TLB7AD は、
従来どおりロケ用モニターという位置づけ。
テストする機会が持ててよかった。